当院におけるケアサポート体制
小川南病院は、90床の療養型病床を完備し、重症の患者様から認知症の患者様まで幅広く対応できる体制をとっています。地域の皆さまが安心して利用できる体制を整えております。
療養型病床とは、医療と介護を同時に提供する病院です。高齢者の病気は長引くことが多く、長期的な医療が必要となります。療養生活の充実に重点が置かれており、医師、看護婦、介護職員、リハビリスタッフなど介護を支えるに必要なスタッフが十分そろっています。1ベッド当たりの病室面積も一般病院より広く、長期療養に必要な施設が整っています。 |
・口腔ケアの充実
当院では、歯科医、歯科衛生士を配置し、誤嚥性肺炎の予防、口内炎や口腔乾燥などの改善、口腔機能の回復などを期待して、入院患者さまの口腔ケアに取り組んでいます。
・リハビリテーションのご紹介
リハビリテーションでは、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士を常勤で配置し、身体機能だけではなく、意欲,感情等の精神面や高次脳機能障害,認知症に対応、更には言語聴覚士による嚥下リハ(お食事のリハビリ)を積極的に行ってできる限りお口から食事を取れるようにおります。患者様ひとりひとりの生活に着目し、在宅復帰や寝たきりにならない・させない心身機能作りを患者様とともに考え、支援しています。
・集団レクリエーション
リハビリスタッフが中心となり、離床,刺激入れ,他者との交流を図ることを目的に集団レクリエーションを行っています。昔懐かしい歌を歌ったり、身体を動かすことによって笑顔が増え患者様同士の関係の拡大、また新たな一面の発見などもあり、楽しい時間が流れていきます。