本日は、小規模多機能型居宅介護事業所「はるるの郷」の開所式にかくもたくさんの皆様にお集まりいただきまして、心より御礼申し上げます。ありがとうございます。
小規模多機能型居宅介護事業所とは、聞きなれない言葉だと思いますけれども、いま、核家族化、高齢化が非常に現代の荒波となって押し寄せております。高齢者の自宅と、施設、その間を結ぶ架け橋ということで、国のほうからそういう方向が示されまして、このたび「はるるの郷」が小美玉市より指定を受けましてスタートする運びとなりました。この点に関しましては地元の皆様方、行政の皆様方の本当に甚大なご協力、ご支援がありまして、こういうスタートがきれたということを、心より御礼申し上げます。
いま少子化、高齢化、核家族化ということがかなり話題になっております。「はるるの郷」は、ひとつはいわゆるデイサービスあとはショートステイ、泊まりということ、あともうひとつは訪問介護、このサービスを具体的にしまして、なるべく心のこもった安心できるサービスを心がけるということで私たちもスタートしていきたいと思っております。これから地元に愛され、信頼される施設としてわれわれも一層努力するつもりでおりますので、これから皆様方のご支援をお願いしたいと思います。
この後ろに、皆様方ご覧になって、赤い気動車が置いてあります。皆様方何かと疑問に感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年の3月いっぱいで廃線となりました、鹿島鉄道の車両「キハ432」という気動車であります。実は私、2・3年前からお年寄りとか学生の足、交通弱者の足を守ろうということで、鹿島鉄道の廃線阻止のため、色々再生基金の代表などもやっておりましたが、残念ながら廃線ということになってしまいました。
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気動車もその時点で廃車ということになりましたが、何とか一両残したいという希望で、私どもの駐車場に一両なんとか保存しようということでこちらに移しまして、このような形となりました。
この「はるるの郷」、お年寄りの方が利用されることになると思うのですが、お年寄り、地元のこどもの憩いの場、リクリエーションの場としてこれからも開放して、いろんな形で有効に役立てたいと思っておりますので、これからもよろしくご指導のほどお願いいたします。
最後になりましたけれども、われわれ「はるるの郷」職員一同、地元の皆様に愛される、信頼される施設として、これから一層努力するつもりでおりますので、これから「はるるの郷」スタートに関しまして、皆様方のご指導とご鞭撻をよろしくお願いしたいと思っております。
本日は大変お忙しいところ、たくさんご臨席いただきまして、本当に心からお礼申し上げます。本日は大変ありがとうございました。
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